2011年3月15日火曜日

放射線量、首都圏でも通常より高い値 健康に影響なし2011年3月15日21時25分


. 東日本の一部都県で、環境中の放射線量の測定値が通常より高い値を示している。

 文部科学省によると、14日夕から15日朝にかけて、栃木、埼玉、東京、千葉、神奈川の1都4県の定点で、測定された空気中の放射線量が、近隣国の核実験時などを除き、調査開始以来の最高値を示した。

 いずれも健康被害が出るレベルではないが、文科省は「平時より高くなっていることは事実」として、測定をしている都道府県に対し、1日2回以上報告するように要請した。

 各自治体に15日の午後4時までの最大値を朝日新聞が問い合わせたところ、茨城県で5.575マイクロシーベルトを記録するなど、各地で異常に高い値が観測された。

 文科省は15日、各都道府県別の環境放射能の調査結果を、同省のホームページで公開しはじめた。アクセスの集中を防ぐために、別の二つのホームページ(http://eq.sakura.ne.jp/)、(http://eq.wide.ad.jp/)も作り、同内容の情報を公開している。また、茨城県や新潟県などの自治体も、風向きや大気中の放射線量の最新データをホームページで公表している。

 ただ、各自治体が発表する数値データの単位は、「シーベルト」と「グレイ」が混在している。「シーベルト」は放射線で被曝(ひばく)した時の人体への影響を表す単位で、吸収した放射線エネルギー量の単位が「グレイ」だ。大気中の放射線の影響を考える時、「マイクログレイ毎時」という単位は、「マイクロシーベルト毎時」と同じと考えてよい。

 各都道府県の通常の平均は0.025マイクロシーベルト毎時から0.15マイクロシーベルト毎時ぐらいで、国内でも地域によって数倍の差がある。日本平均は0.05マイクロシーベルト毎時。世界にはその10倍以上の高自然放射線地域もある。

 文科省は15日、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の事故で屋内退避区域とされている原発から20キロ以上、30キロ以内の範囲に、放射線測定を行うモニタリングカー6台を投入、放射線の測定をはじめた。文科省は「周辺住民の安全と安心の確保のため」としている。

 気象庁によると、16日に気圧の谷が北日本を通過し、その後、全国的に冬型の気圧配置が強まる。この影響で、福島第一原発の風下にあたる関東地方は10メートル以上の強い北寄りの風が吹くという。この傾向は18日ごろまで続くという。

 東京では16日午後から10メートル以上の北から南への風が吹き、水戸市でも同日朝から、北西から南東への風が強まる。さいたま市では同日朝から、強い北から南への風に見舞われ、横浜市でも同日午後以降、西から東への風が次第に北寄りの強い風にかわる見通し。


雨には、気をつけてね。
おそらく、この放射線量は上昇していくよ。
あまり、外に出ないでね。

笑われてもいから、出るときは、完全防備で、マスクもつけ、帽子、手袋もね。
体内汚染は、絶対に避けてね。

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