2011年3月14日月曜日

福島原発

[東京 13日 ロイター] 枝野幸男官房長官は13日夜の記者会見で、東日本大震災の被災地の復興財源を確保するための臨時増税をめぐる報道について、あらゆる可能性は否定しないと述べた。
 また、東京電力の福島第1原子力発電所の3号機で「弁の不具合が生じている」ことを明らかにし、格納容器を囲む建屋が1号機と同様に倒壊する「可能性が残っている」とした。

 記者団から臨時増税について問われた枝野官房長官は「具体的ではあらゆる可能性が否定できない。日本にとって、これまで直面していない事態なので、現時点であらゆる可能性を否定しないのが、政府の基本的な考え」とした。ただ、「そのことを検討したり、必要性を分析しているわけではない」と続けた。増税の検討そのものについても「検討に入る前の段階。あらゆる可能性を否定することはできない」と繰り返した。

 共同通信は13日夕方、自民党の谷垣禎一総裁が記者会見で、菅直人首相との会談で、震災の復興支援財源確保のため、臨時増税の時限立法制定について、両党幹事長間で協議することを確認したと発表したと伝えた。

 一方、海水を圧力容器内に注入している福島第1原発3号機について、水位計で水位の上昇が確認できていないことを明らかにし「3号機で弁の不具合が生じている可能性が高い」ことを明らかにした。ただ「発電所周辺の放射線モニターに特段の変化は起きていない」という。

 現時点で「弁を開ける、それに変わる措置を実現すべく動いてもらっている」という。建屋倒壊については「可能性は残っているが、昨日よりはいい状態。仮に発生しても昨日同様、原子炉本体に影響が及ばないとの分析は専門家にしてもらっている」とした。



スリーマイルレベルです。
チェルノブイリにならなかったのは、東京電力の最前線の人たちの努力によるものです。
被曝覚悟のあなたたちの覚悟によるものです。

ありがとうございます。

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