汚染の中におけるサバイバルに関して
以下は、藤原新也氏のサイトより
事実誤認があったので修正したい。
田中俊一をはじめとする16名の謝罪は3月30日になされたものであることが確認された。この前後私は取材で方々を駆け巡っていたので情報を取得する機会を逸し、誤認が起きたと思う。ただし調べてみるとこれに関する報道はなされたものの非常に小さい扱いであり、基本的に報道の構造は変わらないようである。
また放射線測定に関する質問が来ているが、私が東京および房総半島で放射線量を計測した計器は現在手に入るもので優れていると言われる「ドイツ製COLIY900+」で相当高価だが(もっともこのご時勢半分以上はぼられていると思う。そして生産地も表示通りとは限らない)かりに『藤原新也WM』で常時数値を書き込むようなことがあれば他社製も導入し、より客観性を持たせなければならないだろう。
さきのトークで読者からの忠告を受け、モニタリングはすでに出回っている数値確認の補助として考えたいと思っていたが、自分でモニタリングしてみると、実際はそのように単純なものではなく、あらゆる生活シーンや時間との組み合わせから出来ている生活時間や空間の中で計測すべき複雑なものであるということが理解され、もう少し研鑽を積んだ上でWMの方でむしろ自分独自の計測値を主に、他の計測を参考として取り扱いたいと思っている。
それからもうひとつの質問である、計測地点だが、一般的に発表されている数値、つまり東京の場合は、新宿のビルの屋上で測定されているが、私が計測したのは地上においては人の背丈の高さから地面に至るまで。
新宿計測は地上18メートルだが、同等の高さを選んで東京でも計測しているが先にトークで記載した数値に変わりはない。
また数値に関する評価だが、昨日以下のメールを頂いている。
イランのラムサールでは、平常値で日本の25倍、最大値で比較すると200倍の放射線を人々は浴びています。
たとえば、最近のコメントに藤原様の書かれていた、「政府の発表は0.08μSV/hr だが、自分ではかったらマックスで0.5だった」という記述からとった数字で年間被曝量を計算しても、0.5x24x365 = 4,380μSV/yr = 4.38mSV/yr となり、上記サイトにある表によれば、インドのケララとほぼ同じ、同地の最大値では8倍強、ラムサールでは2倍以上、最大値を見ると50倍以上です。
さらに、このレポートの後半にあります「疫学調査」の部分を読むと、これら地域でのガン死亡率は対照地域とほとんど変わらないという結果が出ています。
この件は私個人も承知していて(ケララ州にも滞在していたこともあるが当然放射線の影響はなかった)、ただしこの分野には門外漢なので以前専門分野の人に尋ねた経緯がある。
それによると地球はもともとその創世記から大変な量の放射線に満ちていてその自然界の放射線との折り合いを人類は長大な年月をかけてつけてきたということである。
つまり進化論に言われる「獲得形質」によって自然界の放射能との和解をつけたということだろう。
だが人間が近年になって作り出した放射線はそれとはまったく別のだと言われる。
合成樹脂と樹脂が異なるようなものかも知れない。
だが私もこの分野においては素人であり、頂いているご意見は人の生命に関することだから十分に精査しながら謙虚に受け止め、私なりに客観性のあるレポートにしたいと考えている。
●
それから今情報を入手していることはかりに東京を例として現在の放射線の値の中で暮らす場合、どのような方策があるかに関してである。
ヨウ素に関しては10センチ四方の昆布のヨウ素を水で抽出し、それを飲む(摂取の適量に関しては現在調査中)ことで甲状腺をヨウ素で満たし、放射能によるヨウ素をプロテクトするという方法は副作用のあるヨウ素剤を飲むことなく個人的にプロテクトできる方法だが、たとえば放射能汚染された人体に甘いものは禁物だと言われる根拠を調べてみると、放射線が極陰性であることと関連していることがわかる。
甘味はサトウキビなど南で生産されるものだから体を冷やす作用のある陰性となる。
そのように考えると整合性がもたらされるのである。
放射線の体内汚染を最小限に食い止めるにはそれら例のように食性との密接な関係があるようであり、この件は人の生命に関することなので、軽々しくすぐに書くわけにはいかず、さらに精査し、客観性を得たと考えられる時点で今回のウエブマガジンで書きたいと考えている。
事実誤認があったので修正したい。
田中俊一をはじめとする16名の謝罪は3月30日になされたものであることが確認された。この前後私は取材で方々を駆け巡っていたので情報を取得する機会を逸し、誤認が起きたと思う。ただし調べてみるとこれに関する報道はなされたものの非常に小さい扱いであり、基本的に報道の構造は変わらないようである。
また放射線測定に関する質問が来ているが、私が東京および房総半島で放射線量を計測した計器は現在手に入るもので優れていると言われる「ドイツ製COLIY900+」で相当高価だが(もっともこのご時勢半分以上はぼられていると思う。そして生産地も表示通りとは限らない)かりに『藤原新也WM』で常時数値を書き込むようなことがあれば他社製も導入し、より客観性を持たせなければならないだろう。
さきのトークで読者からの忠告を受け、モニタリングはすでに出回っている数値確認の補助として考えたいと思っていたが、自分でモニタリングしてみると、実際はそのように単純なものではなく、あらゆる生活シーンや時間との組み合わせから出来ている生活時間や空間の中で計測すべき複雑なものであるということが理解され、もう少し研鑽を積んだ上でWMの方でむしろ自分独自の計測値を主に、他の計測を参考として取り扱いたいと思っている。
それからもうひとつの質問である、計測地点だが、一般的に発表されている数値、つまり東京の場合は、新宿のビルの屋上で測定されているが、私が計測したのは地上においては人の背丈の高さから地面に至るまで。
新宿計測は地上18メートルだが、同等の高さを選んで東京でも計測しているが先にトークで記載した数値に変わりはない。
また数値に関する評価だが、昨日以下のメールを頂いている。
イランのラムサールでは、平常値で日本の25倍、最大値で比較すると200倍の放射線を人々は浴びています。
たとえば、最近のコメントに藤原様の書かれていた、「政府の発表は0.08μSV/hr だが、自分ではかったらマックスで0.5だった」という記述からとった数字で年間被曝量を計算しても、0.5x24x365 = 4,380μSV/yr = 4.38mSV/yr となり、上記サイトにある表によれば、インドのケララとほぼ同じ、同地の最大値では8倍強、ラムサールでは2倍以上、最大値を見ると50倍以上です。
さらに、このレポートの後半にあります「疫学調査」の部分を読むと、これら地域でのガン死亡率は対照地域とほとんど変わらないという結果が出ています。
この件は私個人も承知していて(ケララ州にも滞在していたこともあるが当然放射線の影響はなかった)、ただしこの分野には門外漢なので以前専門分野の人に尋ねた経緯がある。
それによると地球はもともとその創世記から大変な量の放射線に満ちていてその自然界の放射線との折り合いを人類は長大な年月をかけてつけてきたということである。
つまり進化論に言われる「獲得形質」によって自然界の放射能との和解をつけたということだろう。
だが人間が近年になって作り出した放射線はそれとはまったく別のだと言われる。
合成樹脂と樹脂が異なるようなものかも知れない。
だが私もこの分野においては素人であり、頂いているご意見は人の生命に関することだから十分に精査しながら謙虚に受け止め、私なりに客観性のあるレポートにしたいと考えている。
●
それから今情報を入手していることはかりに東京を例として現在の放射線の値の中で暮らす場合、どのような方策があるかに関してである。
ヨウ素に関しては10センチ四方の昆布のヨウ素を水で抽出し、それを飲む(摂取の適量に関しては現在調査中)ことで甲状腺をヨウ素で満たし、放射能によるヨウ素をプロテクトするという方法は副作用のあるヨウ素剤を飲むことなく個人的にプロテクトできる方法だが、たとえば放射能汚染された人体に甘いものは禁物だと言われる根拠を調べてみると、放射線が極陰性であることと関連していることがわかる。
甘味はサトウキビなど南で生産されるものだから体を冷やす作用のある陰性となる。
そのように考えると整合性がもたらされるのである。
放射線の体内汚染を最小限に食い止めるにはそれら例のように食性との密接な関係があるようであり、この件は人の生命に関することなので、軽々しくすぐに書くわけにはいかず、さらに精査し、客観性を得たと考えられる時点で今回のウエブマガジンで書きたいと考えている。
ラベル: 社会
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