2011年5月11日水曜日

やっかいな3号機

福島第1原発3号機の原子炉圧力容器の温度が上昇傾向を続けている。注水の一部が原子炉内に届いてないと見られ、注水配管の切り替え工事も始まった。同圧力容器は「設計温度300度」とされているが、原子炉の場所によっては300度を超える数値も出ている。東京電力は「余裕をもって定めた上限なので現状は問題ないものの、注視していく」と説明している。

東京電力は2011年5月10日、3号機の注水配管を切り替える工事を始めた。配管切り替えを発表した7日の会見では、圧力容器の下部温度が、安定していた4月下旬から40度近く高くなり、7日5時現在149.6度だったことが明かされた。7日配信の日本経済新聞記事は、3号機圧力容器の下部温度を伝えた上で「設計上の上限は300度程度だが注意が必要だという」と指摘している。

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