2011年5月19日木曜日

いねむり先生


伊集院静の「ごろごろ」と色川さんの「狂人日記」を読んでいただけにこの作品には参ってしまった。

およそ、他人に自己内の異常な精神状態などわかるものではないが、奇跡的な触れ合いが、この小説にはある。
健康な人がどう読むのかはわからないが、自分の精神の異常に多少なりとも悩んでいるのなら、側に置いておくべき本のような気もする。

生意気な言い草ですが…

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム