2011年5月21日土曜日

misplaced objectivity

「misplaced objectivity」
客観性の誤用と訳す。

この概念の根本に当事者性の問題が横たわる。

福島原発に対して東電はどうしたらよかったのか。
この問題の立て方には、「misplaced objectivity」がある。
問題は、東電ではなくあなたにある。

福島原発のおよそ40年間の操業の中で、わたしは何をし得たか。
ここには、「misplaced objectivity」がない。

多くのインテリの問題の立て方に当事者性がないということが、まさに、客観性の誤用なのです。
そこには、大きな罠がある。

当事者として考えるところだけに、道があるのではないかというのが、わたしの根本にある自問自答です。

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