2011年3月20日日曜日

決断力

よしわるしの議論は、別として、随分、やってくれるじゃないか!
どこかの国とは違うな。

仏が軍事介入宣言
2011年3月20日 朝刊

 【ロンドン=松井学、カイロ=清水俊郎】国連安全保障理事会が対リビア武力行使容認決議を採択したのを受け、欧州連合(EU)加盟国やアラブ連盟など関係国・機関の代表が十九日、パリで首脳級の緊急国際会議を開催した。フランスのサルコジ大統領は会議後の記者会見で「仏空軍などの戦闘機がリビア上空で監視飛行に入った」と述べ、軍事介入の開始を宣言した。攻撃開始の可能性が高まっており、四十二年近く独裁体制を敷いてきた最高指導者カダフィ大佐は最大の窮地に立たされた。 

 出動したのはラファール戦闘機で、爆撃にも使用可能。サルコジ大統領は一方で「(カダフィ大佐が)遅滞なく国連決議を守れば、まだ最悪の状況は回避できる」と述べ、カダフィ政権に対する即時武力行使については会議参加国全体の合意が得られなかったことを示唆した。

 ただ、サルコジ大統領は「フランスは(リビア反体制派の本拠地の北東部)ベンガジの人々を守る」と強調。カダフィ派が反体制派への攻撃を止めなければ有志国だけで軍事介入する意向を示した。AFP通信によると、ベルギーのルテルム首相は「攻撃は数時間以内に始まるかもしれない」と発言。外交筋は、対リビア軍事介入に、オランダ、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、カタールなどが参加すると述べた。

 一方、リビアのクーサ外相は十九日、国営テレビで「仏軍(など)の空爆の標的になりそうな場所にリビア国民が集まっている」と述べた。真偽は不明だが、カダフィ派が欧米による軍事介入を阻止するため空軍施設などに“人間の盾”をつくった可能性がある。

 また、衛星放送アルジャジーラは十九日、カダフィ派の軍部隊が同日に反体制派の本拠地である北東部ベンガジへ進攻し、市街地に砲撃を繰り返していると報じた。

 反体制派は、カダフィ派の前日の停戦宣言は勢力を回復するための「時間稼ぎ」だとあらためて非難。欧米の軍事介入を急ぐよう求めている。

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