原子力管理体制見直しを
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国連 原子力管理体制見直しを
3月24日 11時11分国連のパン・ギムン事務総長は、福島第一原子力発電所の事故を受けて、IAEA=国際原子力機関や各国政府などと協力しながら原子力の安全管理体制の国際的な見直しを進めたいという考えを示しました。
国連のパン・ギムン事務総長は23日、エジプトとチュニジアへの訪問を終えてニューヨークに戻ってきたあと、空港から直接日本政府の国連代表部を訪れました。そして「日本国民、特に遺族の方々に深くお見舞い申し上げる。日本がこの危機を乗り越えると確信している」と記帳したあと、黙とうをささげました。このあと、パン事務総長は、記者団に対し、福島第一原子力発電所の事故について「今回の危機では、核の安全の問題について、いかに備えるかが重要であることが明らかになった」と述べました。そのうえで、パン事務総長は「今後国連は、国際社会がどのように核を管理すべきか、今の仕組みを見直し、強化するための本格的な議論を進めていくことになる。難しい課題だが、IAEA、日本政府、それに各国などと協力しながら、よりよいものを見いだすことができると確信している」と述べ、今回の事故を受けて、原子力の安全管理体制について国際的な見直しを進めたいという考えを示しました。
ラベル: 国際情勢
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