黒い白鳥
世界の不確実性が拡大=日本、欧州、中東情勢を注視―IMF専務理事
2011年4月5日8時6分
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は4日、ワシントン市内のジョージ・ワシントン大学で講演し、世界経済の現状について「大きな不確実性が広がっている」との認識を明らかにした。具体的なリスクとしては東日本大震災の影響、欧州の信用不安問題、中東の政情不安の3点を指摘し、世界経済に対する影響を注視していくと強調した。
同専務理事は「世界経済の回復は進行しているが、依然として脆弱(ぜいじゃく)で、(回復ペースに)ばらつきがある」との従来通りの景気認識を示した上で、「(予測できない事態を指す)『黒い白鳥』が数多く、世界経済という湖を泳いでいる」と表現した。日本の震災に関しては人的被害への対応とインフラ再建が最優先の政策課題だと述べる一方、日本経済への影響については「原発事故の進展状況に懸かっている」と慎重に分析していく姿勢を示した。
[時事通信社]
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2011年4月5日8時6分
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は4日、ワシントン市内のジョージ・ワシントン大学で講演し、世界経済の現状について「大きな不確実性が広がっている」との認識を明らかにした。具体的なリスクとしては東日本大震災の影響、欧州の信用不安問題、中東の政情不安の3点を指摘し、世界経済に対する影響を注視していくと強調した。
同専務理事は「世界経済の回復は進行しているが、依然として脆弱(ぜいじゃく)で、(回復ペースに)ばらつきがある」との従来通りの景気認識を示した上で、「(予測できない事態を指す)『黒い白鳥』が数多く、世界経済という湖を泳いでいる」と表現した。日本の震災に関しては人的被害への対応とインフラ再建が最優先の政策課題だと述べる一方、日本経済への影響については「原発事故の進展状況に懸かっている」と慎重に分析していく姿勢を示した。
[時事通信社]
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ラベル: 国際情勢
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