2011年4月16日土曜日

あなたたちへの補償は遅々たる歩みです

福島第一原発の事故による損害賠償の範囲を決める政府の「原子力損害賠償紛争審査会」の初会合が開かれ、能見善久会長は、来週にも最初の賠償範囲を提案する考えを示しました。

 初会合では、各省庁から避難や屋内退避の状況と原発周辺の農林水産、運輸、観光など産業ごとの損害状況が報告されました。能見会長は、政府の指示で避難を余儀なくされた住民について、避難の費用だけでなく精神的な苦痛なども賠償の範囲にするとした指針を来週の会合で提案する意向を示しました。ただし、出荷制限や風評被害については今後の議論に委ねる姿勢です。その後、何回かに分けて指針を出し、7月をめどに賠償範囲の大枠を決めたいとしています。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム