2011年4月8日金曜日

放射線ヨウ素について(判断はご自由に)

放射性ヨウ素、魚介の規制値了承 野菜と同一に

 野菜などから検出される放射性物質の規制について、厚生労働省は8日、薬事・食品衛生審議会に特別に設けた放射性物質対策部会を初めて開催した。同省は暫定規制値を決めた経緯や、魚介類から検出される放射性ヨウ素について野菜などと同じ1キログラム当たり2000ベクレルに設定したことを報告、同部会は了承した。

 同部会は「今後の海中、大気中、食品の検査体制を充実させ、検査結果を検討したい」とした。

 放射性ヨウ素は放射能の半減期が8日間と短く、海中で拡散するため、魚介類では蓄積されにくいとされ、同省は半減期が30年と長い放射性セシウムのみ規制値を設定していた。ところが4日に茨城県北茨城市沖のコウナゴ(イカナゴの稚魚)から4080ベクレルと高い値のヨウ素を検出。厚労省は原子力安全委員会の助言を受け、野菜と同じ規制値を5日に設定した。

 薬事・食品衛生審では放射線の専門家がいなかったため4日に新たに特別部会を設け、放射性物質の規制について議論を継続することにした。内閣府の食品安全委員会も同省からの諮問を受け3月29日に緊急とりまとめを出したが、放射性ヨウ素やセシウム以外の物質を含めて議論を継続している。

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