2011年5月23日月曜日

カズオ・イシグロ

福岡伸一とカズオ・イシグロの細切れの対談を見ました。
福岡さんの英語に好感を持ちました。

また、交わされる内容も興味深かったです。

カズオ・イシグロの語る記憶の重要性はよくわかりました。
おそらく、何人かは、「そんなことわかっているよ」という感じだったでしょうが、それを小説として成り立たせ、読者の胸に届けることが大変なのでしょうね。

「わかっているよ」というわかり方と、カズオ・イシグロの作業の差異に気づかなければ、あらゆることは、陳腐に見えるのだと思います。

ここでも、受信者が王様ですので。

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