大地の牙 満州国演義 6
このシリーズも六冊目。
ノモンハンから太平洋戦争に向かいます。
最初から読むと、「15年戦争」という呼称がよくわかります。
そして、現在と通じる日本のあり様も感じます。
船戸氏がこの連載(各巻書下ろしですが)を始めたときには、大震災よりずっと前、このように小説と現実が近づいてこようとは…
わたしが、この歴史小説内で敷島次郎に惹かれるのも、現在の政治を見れば、自分自身納得がいきます。
それにしても、柳絮とは、よく言ったもので、次郎の生き方のつらさを思わせます。
柳絮として生きながら、しばし柳絮としての生き方に息苦しくなる。
しかし、菅直人くんは最低だね。
ラベル: 小説
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