高濃度汚染水はなくなるわけではないです
稼動の遅れはともかく、このシステムでセシウムがなくなると考えないでほしい。
セシウムを集めるシステムです。
その結果、セシウムの少なくなる汚染水が出来るわけです。
もちろん、さらに高濃度のセシウム汚染水も生じます。
その高濃度汚染水をどうするかはわかりません。
また、何も言わなくなっている海の汚染問題もはなはだ気になります。
わたしたちの食べるものの汚染具合は教えてください。
何も食べないとは言ってはいないのです。
給食に使うな、子どもに食べさせるなと主張しているだけです。
福島第1原発:浄化装置で汚染水漏れ…本格稼働また遅れ
仏原子力メーカー「アレバ」の汚染水処理システム=東京電力提供
東京電力は16日、福島第1原発の高濃度放射線を含む汚染水を浄化するシステムで水漏れやにじみが見つかったと発表した。システムは試運転中だったため、運転を停止し、復旧作業に着手した。当初より遅れ17日に本格稼働する予定だったが、18日以降にずれ込む恐れが出てきた。東電によると、本格稼働が遅れた場合でも、今月中は海洋流出を避けられるという。
◇試運転停止
システムは米キュリオン社のセシウム吸着装置や仏アレバ社の除染装置などを組み合わせたもの。東電によると、16日午前、試運転中にセシウム吸着装置のポンプ1台に水のにじみを発見。常設の予備ポンプに切り替えた。しかし同日午後7時20分ごろにシステムが自動停止。確認したところ、同8時ごろ、ポンプとは別のスキッドと呼ばれる設備内で水漏れを見つけた。
スキッドは鉄製の箱型(縦2.5メートル、横8メートル、高さ3メートル)で、中に深さ約30センチの水がたまっていたという。ポンプで水を抜くなどの復旧作業に取り掛かり、半日程度かかる見通し。東電の担当者は「作業スケジュールに大きな遅れはないだろう」と話している。
また、東電は16日、試運転中のシステムの処理水を分析した結果、放射性セシウムの量を22万分の1~36万分の1に減らせたと発表した。低レベル汚染水を処理させたところ、1立方センチ当たり2600~2800ベクレルだった放射性セシウムが0・013ベクレル程度に減少した。
一方、経済産業省原子力安全・保安院は16日、東電が福島第1原発3号機の原子炉建屋内で、使用済み核燃料プールを安定的に冷やすため、仮設の空冷循環式冷却装置を設置することを認めた。【杉埜水脈、奥山智己】
毎日新聞 2011年6月16日 23時47分(最終更新 6月17日 1時09分)
セシウムを集めるシステムです。
その結果、セシウムの少なくなる汚染水が出来るわけです。
もちろん、さらに高濃度のセシウム汚染水も生じます。
その高濃度汚染水をどうするかはわかりません。
また、何も言わなくなっている海の汚染問題もはなはだ気になります。
わたしたちの食べるものの汚染具合は教えてください。
何も食べないとは言ってはいないのです。
給食に使うな、子どもに食べさせるなと主張しているだけです。
福島第1原発:浄化装置で汚染水漏れ…本格稼働また遅れ
仏原子力メーカー「アレバ」の汚染水処理システム=東京電力提供
東京電力は16日、福島第1原発の高濃度放射線を含む汚染水を浄化するシステムで水漏れやにじみが見つかったと発表した。システムは試運転中だったため、運転を停止し、復旧作業に着手した。当初より遅れ17日に本格稼働する予定だったが、18日以降にずれ込む恐れが出てきた。東電によると、本格稼働が遅れた場合でも、今月中は海洋流出を避けられるという。
◇試運転停止
システムは米キュリオン社のセシウム吸着装置や仏アレバ社の除染装置などを組み合わせたもの。東電によると、16日午前、試運転中にセシウム吸着装置のポンプ1台に水のにじみを発見。常設の予備ポンプに切り替えた。しかし同日午後7時20分ごろにシステムが自動停止。確認したところ、同8時ごろ、ポンプとは別のスキッドと呼ばれる設備内で水漏れを見つけた。
スキッドは鉄製の箱型(縦2.5メートル、横8メートル、高さ3メートル)で、中に深さ約30センチの水がたまっていたという。ポンプで水を抜くなどの復旧作業に取り掛かり、半日程度かかる見通し。東電の担当者は「作業スケジュールに大きな遅れはないだろう」と話している。
また、東電は16日、試運転中のシステムの処理水を分析した結果、放射性セシウムの量を22万分の1~36万分の1に減らせたと発表した。低レベル汚染水を処理させたところ、1立方センチ当たり2600~2800ベクレルだった放射性セシウムが0・013ベクレル程度に減少した。
一方、経済産業省原子力安全・保安院は16日、東電が福島第1原発3号機の原子炉建屋内で、使用済み核燃料プールを安定的に冷やすため、仮設の空冷循環式冷却装置を設置することを認めた。【杉埜水脈、奥山智己】
毎日新聞 2011年6月16日 23時47分(最終更新 6月17日 1時09分)
ラベル: 社会
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