2011年11月8日火曜日

それは、やはり、ただの染みではなかったのだろうか?

芸術を染みと勘違い=清掃員が模様拭き取る-独美術館

 【ベルリン時事】ドイツ西部ドルトムントのオストワル美術館で、展示中のオブジェの模様を清掃員の女性が染みと勘違いして拭き取るハプニングがあった。
 被害に遭ったのは、80万ユーロ(約8600万円)の価値があるとされるドイツの現代芸術家マルティン・キッペンベルガー氏の作品「天井から滴り始めるとき」。木を組み合わせた高さ約2.5メートルの塔の下に、水滴の痕のような模様が描かれたゴム製のおけが据えられている。
 美術館を管理する市当局によると、10月下旬にこの模様が拭き取られているのが見つかった。修復は困難とみられる。市当局者は「展示作品の20センチ以内には近づかないよう清掃会社に指示していた」と述べ、清掃員の不注意に不快感を示した。(2011/11/07-07:24)

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