タイトロープ
名作だった。
緊迫感がたまらない。
上に貼り付けた画像は「コールガール」。
このアラン・J・バクラ監督の作品でブリー役のジェーン・ホンダはオスカーを手にするんだよね。
不思議なことにイーストウッドは、アカデミー主演男優賞は取っていない。
助演男優賞も取ってない。
その代わりと言ってはなんだけど、イーストウッドは、アカデミー賞では、監督賞を取っている。
1992年 「許されざる者」
2004年 「ミリオンダラー・ベイビー」
けど、アカデミー賞の選定委員が、本当に映画をわかって賞を与えているかどうかは怪しいものだと思うよ。
「タイトロープ」と「コールガール」を並べたのには意味があって、
ブリー(ジェーン・ホンダ)とブロック刑事(イーストウッド)の役どころに似たものを感じたものだからです。
さておき、
「わたしのルーツはジャンル映画の製作にあるということだ」
と、イーストウッドは、「クリント・イーストウッドーレトロスペクティヴ」リチャード・シッケル著(名著ですよ、眺めただけだけど)の序文に寄せて書いている。
そうなると、「ダーティーハリー4」と約一年違いの「タイトロープ」の比較が俄然面白くなる。
まあ、それは、それぞれがやればいいことだけどさ。
ついでに書いておくと、「タイトロープ」は、R・タッグル(「アルカトラズからの脱出」を書いた脚本家ね)の初監督作で、イーストウッド のまわりにジェヌヴィエーヴ・ビジョルドとかダン・ヘダヤなんかの芸達者をつけているんだけど…、何といってもイーストウッドの娘のアリソン・イーストウッドが可愛くて、美しい。
この娘さんは、「ブロンコビリー」が初出演だったと思うけど、あの映画、イーストウッドの愛人のソンドラ・ロックも出演していたでしょう。
アリソンはマギー・ジョンソンとの間の娘だからねえ。
クリント・イーストウッドも何を考えてんだか(笑い)
ちなみに、アリソンは、いまは映画監督をやってるみたいで、2007年に「レイルズ&タイズ」っていう佳品を取っているんだよね。
今回のブログ、長くなっちゃったね。
ごめんね。
ラベル: 映画
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