2011年3月22日火曜日

菅くん、これが国際政治だよ

プーチンが何を考えているか、わかるかね?

ロシア、リビア空爆で大統領と首相の足並み乱れ

 多国籍軍によるリビア空爆を巡り、ロシアのメドべージェフ大統領とプーチン首相の足並みが乱れている。プーチン首相はリビアへの武力行使を容認した国連安保理決議を「欠陥がある」とし、「中世の十字軍を連想させる」と米国などを批判した。一方、大統領は「十字軍という表現は受け入れられない」と指摘し、欧米との関係を重視する姿勢を鮮明にした。

 首相と大統領は緊密に連携し、「双頭体制」の基盤は盤石。ただ、「今回の意見の相違はこれまででもっとも深刻」(ロシア有力紙コメルサント)との見方もあり、来年の大統領選挙を控え、臆測を呼びそうだ。

 プーチン首相は21日、「リビアの国内対立は、他国による軍事攻撃を正当化しない」と指摘。「他国に武力で干渉することが米外交の傾向となっている」とも述べ、米国を強くけん制した。

 一方、メドべージェフ大統領は同日、安保理決議が「間違っているとは思わない」と指摘。「文明の対立につながりかねない『十字軍』という表現は受け入れられない」と述べ、首相発言に不快感を示した。

 大統領はロシアはリビア攻撃に参加しないと改めて強調したうえで、平和維持分野で協力する可能性に言及した。

 ロシア訪問中のゲーツ米国防長官は21日、サンクトペテルブルクで講演し、「ロシア軍がいかなる形で多国籍軍に参加できるか検討してほしい」と発言。リビア空爆について、ロシアの支持を取り付けたい考えを示している。(モスクワ=金子夏樹)

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2 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

メドべージェフとプーチンは、示し合わせた上で、あえて対立する発言をしたのではありませんか。
カダフィを支持したい、独裁を支持したい、いつものロシアと、しかし対米関係を悪くしたくないロシアと、二つの顔が見えます。
こんな時、双島制は便利ですね。これが国際政治というものですか。

2011年3月23日 7:48  
Anonymous Kokijii さんは書きました...

メドべージェフとプーチンは、示し合わせた上で、あえて対立する発言をしたのではありませんか。
カダフィを支持したい、独裁を支持したい、いつものロシアと、しかし対米関係を悪くしたくないロシアと、二つの顔が見えます。
こんな時、双島制は便利ですね。これが国際政治というものですか。

2011年3月23日 7:50  

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