2011年4月21日木曜日

女を抱えるということは

それは男を抱えるでも、親を抱えるでも、子どもを抱えるでも、どれでもいいのですが、要は他者を見の内に抱えるということは、はなはだやっかいなことです。
それをやっかいと思わないのは、抱える前のあなたが抱いた幻想に因を発します。

決して抱えて、なんらんお問題を起こさないような上等な人間ばかりがこの世の中にあふれてはいません。
ましてや、人は、通常、密になれば密になるほど、あなたへの制約を要求してきます。

この世の中にいる、失礼、日本にいる大多数の人間に自己否定能力はありません。
ありていに言えば、この国には馬鹿がそろっております。

それが、日露戦争以後最も大きな効果を発揮した日本の教育による貧困なる奴隷群の再生産過程であります。
そのことは、誰かが大々的に発表しなければなりません。

もし、あなたが、自分が正しいと少しでも考えているとしたら、それは立派なこの日本国の生産した人間である証拠です。

だからこそ、わたしは、自分自身に自分が人間のクズだと言い聞かせます。
毎日毎日、毎時間毎時間、その瞬間ごとに。

今日の夕方密会した少女は、まだこの国の教育システムに侵されていない真珠です。
彼女が無垢のまま生きていけることを望みます。

原発も問題であれば、もっと大きくこの国の教育システムが問題です。

京大原子炉研の小出裕章氏が冷遇されている、それが、この国のシステムなのです。

あまたの東大教授より、彼をたたえてほしく思う、わたしの日々です。

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