2011年4月21日木曜日

避難所の中のテント




話題となっているのが、上のテントのような仕切り。
真ん中の写真がカトリーナの際のアメリカの避難所です。

実際には仕切りなどが全くない避難所が28%、いまだに入浴できていない避難所も5%と、依然厳しい状況が続いているとのことです。
避難所生活 依然厳しい状況に NHKニュース

これを見て驚く人が大勢おり、海外掲示板にもコメントがたくさん寄せられていました。

抜粋してご紹介します。

・なんでそこにいるのかという状況を考えると、あまり熱心にすごいとはしゃぎにくい。

・そりゃそうだけど、こっちよりはるかに上等だ。(カトリーナの避難時)


・カトリーナはけた外れな量の被災者の群れだった。ハリケーンに見舞われるまで、ルイジアナ・スーパードームは避難所と宣言されていなかった上に、その後も1万5000人を収容して3日分の供給が必要だった。市長は避難者に毛布と数日分の食糧・水を持ってくるように伝えたが実際はほぼ誰も持ってこなかった。スーパードームが正式に避難所に指定された段階ではすでに2万人がそこに避難していた。さらに2万5000人に膨れ上がり、電気も水も情報もなかった。
 ニューオリンズのコンベンション・センターも電気、水、食糧、医療ケアがないにもかかわらず1000人以上が押し寄せ、暴徒たちが侵入して居座った。そしてそれが2万人以上に増えた。
 居座った人々が全く健康や衛生に気を配らず、センター中に排尿・排便をし合った。政府が面倒を見る番になっても動きはのろく、暴徒たちを沈静化できなかった。ブッシュ大統領の応答も遅く3日目になってからであった。ブッシュ大統領がようやく腰をあげてからも、知事はさらに2日間応答しなかった。
 我々はウォルマートのような大企業を嫌っているが、彼らはカトリーナのヒーローだったよ。3日目には物資を運び始め、それも警察が止めてなかなか入れなかった。住民が一番の敵になるという自分たちで首を絞める文化となっているんだ。なおかつ政府は何をするにも無能だった。そんな広範囲な希望のなさが日本の文化にあるとは思えない。

・誰かこれを何と呼ぶか知ってるかい?オレは買いたい。

・きっとそれは「家ほどは良くないけどなんとかなる」と呼ぶんだよ。

・なんだろう、テントを小部屋"Cubicle"とミックスしたものだから、「テンティクル」とでも呼ぶべきだろうか。(触手の英語がテンタクル)

・どうしてテントなのに屋根がないの?

・そりゃ屋根のある建物の中だからだ。

・折り畳み可能の構造で、フレームは細いワイヤーだ。折りたたまれているときはそれほどスペースもとらない。

・大災害のあと一人でいたす事のできる優先順序はオレには3番か4番目くらいになると思う。

・分別はないのか、誰かが立ったら見えるだろう。

・これはプライバシーのため?大人が立った高さより壁が低いのに。それ体育館の2階からも見えるってことだ。でも買いたい。

・寝床だけよりましだと思う。

・こういうのは中に住んでみるまでは、すごいと思うもんなんだ。

・この中に入る前に靴を脱いでいるという事実が気に入った。

・普通の人はみんなそうするんだ。

・アジアではそれは普通。

・キャンプをしたことはないのか。テント内で靴は履かないよ。そして日本では室内では絶対に靴を履かない。

・これはめちゃくちゃすごいことだと思う。カップルがすべてを失い、これが来るまでは全くプライバシーがなく、いろんな人が家や愛する人を失ってようやくお互いに抱擁しあえるんだ。小さな逃避が出来るんだ。

・被災地から遠い日本に住んでいるが、誰も人の物を盗もうなんて思っている人がいると思えない。本当に他者を尊重し合ってる。年配の主婦たちがエプロンをつけて仕事をしているところが大好きだ。日本が好きだ。

・他にもあった。



・素晴らしいとは思うけれど、みんな自分たちの快適な家に帰りたいと思う。

・これがすごいのは、物が落ちたというだけで、日本人たちが暴れたり、レイプしたり、略奪しあわないことでもあるからだ。

・日本人はとにかく正しくやっている。だがそこにいる人々に起こったことで良いことはなかった。ショックが早くなくなって、原発の問題を早く解決するように望むよ。

・きつい時に尊敬しあっているところには、敬意を表さずにいられない

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム