この時期だから篠田さんは動きますよ
山口組組長が出所=集中取り締まりを一層強化-体制刷新を警戒・警察当局
指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(69)が9日、5年4カ月の服役を終え、府中刑務所(東京都府中市)から出所した。「司令塔」不在が続いた組織の建て直しを図るとみられ、警察当局は情報収集を進めるとともに、あらゆる法令を駆使し、取り締まりを強化する。
篠田組長は出所後、神戸市の山口組総本部に向かうとみられる。
警察当局は2009年秋以降、一極集中を強める山口組と中核組織弘道会(名古屋市)の弱体化が急務だとして、中枢幹部の取り締まりを続けている。昨年1年間、全国の警察は「直参」と呼ばれる2次団体組長85人のうち、統計開始後の最多となる25人を摘発した。
全国で制定が進む暴力団排除条例も駆使。暴力団と取引がある企業への勧告や企業名の公表などを積極的に推進し、資金源遮断に力を入れる。
警察庁によると、篠田組長は05年8月、6代目組長に就任。関東の有力組織「国粋会」(東京)を傘下に吸収し、東京進出の足掛かりを築いた。銃刀法違反罪の有罪が確定し、同年12月、組長就任からわずか4カ月で収監された。
不在期間が長く、高齢であることから、求心力や指導力には不透明な部分も多いという。盛大な「放免祝い」は自粛するとみられ、同庁幹部は「しばらくは目立った動きはない」と分析する。
ただ、運営体制の刷新は水面下で進むとみられ、後継体制の確立を念頭に2次団体有力幹部の登用などが予想される。捜査関係者は「組織が引き締まるのは間違いない」と話している。(2011/04/09-06:58)
指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(69)が9日、5年4カ月の服役を終え、府中刑務所(東京都府中市)から出所した。「司令塔」不在が続いた組織の建て直しを図るとみられ、警察当局は情報収集を進めるとともに、あらゆる法令を駆使し、取り締まりを強化する。
篠田組長は出所後、神戸市の山口組総本部に向かうとみられる。
警察当局は2009年秋以降、一極集中を強める山口組と中核組織弘道会(名古屋市)の弱体化が急務だとして、中枢幹部の取り締まりを続けている。昨年1年間、全国の警察は「直参」と呼ばれる2次団体組長85人のうち、統計開始後の最多となる25人を摘発した。
全国で制定が進む暴力団排除条例も駆使。暴力団と取引がある企業への勧告や企業名の公表などを積極的に推進し、資金源遮断に力を入れる。
警察庁によると、篠田組長は05年8月、6代目組長に就任。関東の有力組織「国粋会」(東京)を傘下に吸収し、東京進出の足掛かりを築いた。銃刀法違反罪の有罪が確定し、同年12月、組長就任からわずか4カ月で収監された。
不在期間が長く、高齢であることから、求心力や指導力には不透明な部分も多いという。盛大な「放免祝い」は自粛するとみられ、同庁幹部は「しばらくは目立った動きはない」と分析する。
ただ、運営体制の刷新は水面下で進むとみられ、後継体制の確立を念頭に2次団体有力幹部の登用などが予想される。捜査関係者は「組織が引き締まるのは間違いない」と話している。(2011/04/09-06:58)
ラベル: 社会
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