桂吉朝
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眠るときに落語を聞くというのは長い習慣なのですが、このところ吉朝を聞くことが多いです。
わたしは、この方の落語をじかに聞いたことはございませんが、いい噺家だったのだろうなと思わされることしばしです。
枝雀を1999年、吉朝を2005年に亡くしたのが師匠米朝ですが、その痛みを語る米朝の映像が残っております。
上方落語の今後を見据えていた米朝のくやしい思いがじわりじわりと伝わる吉朝の芸に触れて、本当に惜しい人を亡くしたのだなといまさらながらに思います。
中島らもとの親交も厚かった人だと聞きます。
遅まきながらご冥福をお祈りします。
ラベル: 演芸
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