2010年12月29日水曜日

武士道セブンティーン

誉田哲也の武士道シリーズの第二作。
わたしは、このシリーズが好きで、もう感動しまくりなんですなあ、随所で。
「桐島、部活やめるってよ」は、それほどでもないのですが、このシリーズには弱いです。

いい歳をして青春小説かとも思うのですが、核として置かれた武士道の奥深さと、たびたび顔を出す人が人を思うことの純粋さには、昔と変わらず胸が震えます。

本シリーズは今のところ三作目の「武士道エイティーン」までですが、なんというか、この誉田哲也という男、女性の視点から描くのがうまいですね。
どうしちゃったんだろう。

「ジウ」にしても姫川玲子にしても本シリーズにしても。

純な心をお持ちの方、道に励む方にはお勧めしたいシリーズです。
けど、青春小説ですからすでに大人になりきった人には面白くもなんともないと思いますよ。
ま、すべて受信者と対象物はそんな関係なんですけどね。

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