2011年2月26日土曜日

別れる辛さと、別れられない辛さ

わたしがこの世でもっとも愛した男は、Sである。

わたしが、そう出来るなら、なるだけ、長く一緒にいたい唯一の男です。
その男の一度の離婚は、彼が何と言おうがわたしの責任が若干、含まれます。

その男と最近よく電話します。

そのときに感じた言葉です。

別れる辛さもあれば、わたしのように永らえる関係性をもつ辛さもあります。
わたしの細君は、わたしには、もったいないほど、よく出来た女性です。

何度となく、離婚を申し出ましたが、彼女は受け入れませんでした。

彼女の言い分は、こうです。

次に、あなたと一緒になる人に会わせなさい。
その人に、懇々と言って聞かせます。
あなたが、どういう人なのかということを。
それでも…という人なら、わたしは、あなたと別れます。

わたしは、若い恋人に三回、妻に会ってくれとお願いしました。

その度、彼女たちは逃げました。

Sよ!

別れられない辛さもあるのだよ…

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