2011年3月12日土曜日

放射性物質の流出

放射性物質の流出は、たとえば、こういうことです。


東電は電源復旧などに努めたが、事態は改善せず、東電が選択した対応策は、格納容器内の水蒸気を大気中に放出すること。水蒸気が充満すると、炉内が高温・高圧に耐えられなくなって壊れてしまい、水蒸気に含まれている放射性物質が大量に拡散してしまうためだ。
水蒸気に含まれる放射性物質は水に通して薄めたり、フィルターでこしたりして最低限に抑えるという。この水蒸気が排気筒から大気に放出された場合の周辺被曝(ひばく)線量は1時間当たり20~50ミリシーベルト。胃のレントゲン検査での被曝量は1回0.6ミリシーベルトで、人体に影響が起きるのは100ミリシーベルト前後といわれており、20~50ミリシーベルトは屋内にいれば安全な線量という。

で、

1986年4月に旧ソ連で起きたチェルノブイリ事故後では、原発近くの27万人が50ミリシーベルト、発電所周辺30キロメートル圏内の11万6000人が10ミリシーベルトを被曝したといわれる

ということです。

そして、おそらくいまも放射性物質セシウムは流出し続けているのだと思うよ。

その濃度がどれだけのミリシーベルかは、発表しないのではないかな。
かなり高くなっていると思う。

今回の地震の悪魔性は、津波地震であるだけではなく、原発の問題も含んでいるところにもあります。

もちろん、他にもあるさ。
けれども、それは叙述するに忍びがたい。

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