「アンジェラ」再び

愛を語った映画の中では出色のひとつでした。

中に、わたしの知らないことを教えるセリフがありました。

「人から『愛している』と言われたことがないから自分を愛することが出来ないのよ」

そんなアンジェラのセルフでした。
わたしはそれを知りませんでした。

誰かから愛される　→　自分自身を愛する　→　誰かを愛する

この連環を知りませんでした。

わたしが、人を愛せるのは、あれほどまでにわたしを愛してくれた母のおかげです。
（そして、父は、違う愛を教えてくれました。）
（父の愛が、どこへ続くかをわたしはまだ知りません。）

「アンジェラ」は、わたしに愛のことをさらに教えてくれた映画です。

とてもいい映画だと思います。

わたしには、かけがえのない映画です。
二度と見たくないほど、この映画は、かけがえがありません。