早く、原発を止めなさい

先週、大きな余震が相次いだ福島県などでは、次第に地震の回数が少なくなっていますが、１７日未明に新潟県で震度５弱を観測するなど余震が起きている地域の外側で強い揺れを伴う地震が起きています。気象庁は、広い範囲で地震に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、巨大地震の余震活動は、福島県南部から茨城県北部にかけての地域で先週、震度６弱の激しい揺れを２日続けて観測するなど、一時活発になっていましたが、地震の回数は次第に少なくなっています。その一方で、１６日は茨城県南部で地震があり、鉾田市で震度５強の揺れを観測したほか、１７日未明には新潟県津南町で震度５弱を観測する地震が起きるなど、余震が起きている地域の外側でも強い揺れの地震が起きています。余震活動は活発な時期と比較的落ち着いた時期を繰り返しているうえ、巨大地震の影響で内陸部でも地震が相次いでいることから、気象庁は、広い範囲で、地震の揺れによる土砂災害や建物の被害などに注意するよう呼びかけています。