2011年4月16日土曜日

日本の教育システムがわれわれ、羊を作り出したのです

反政府デモが続く中東のシリアでは、アサド大統領が新しい内閣を発足させるなどの懐柔策を示したにもかかわらず、15日にも首都ダマスカス近郊などで数万人規模のデモが行われ、治安部隊と衝突し、一段と緊張が高まっています。

シリアでは、親子2代で40年にわたって強権的な政権運営を続けてきたアサド政権に抗議するデモが続いており、これに対して政権側は戦車部隊なども投入して鎮圧に当たり、人権団体によりますと、この4週間で150人以上が死亡しています。15日には、イスラム教の集団礼拝のあと、再び各地で大規模なデモが行われ、このうち、ダマスカス近郊のドウマでは、数万人のデモ隊がダマスカスに向かって行進しましたが、治安部隊が催涙ガスなどを発射してデモを排除し、これまでに15人がけがをしました。このほか、北西部のラタキアや西部のバニヤス、南部のダラアなどでも、政権に抗議する大規模なデモが起きているもようです。アサド政権は、新しい内閣を発足させ、拘束したデモの参加者を釈放する方針を示すなど、さまざまな懐柔策を示してきましたが、市民の間では、デモを弾圧する政権への反発が強まる一方で、連日のように各地でデモが行われ、一段と緊張が高まっています。

 

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