マール グラッパ
フランスでは「マール」。
イタリアでは「グラッパ」。
そう呼ばれるお得でうまいブランデーがある。
昔、そのころ友人だった男の知るワインバーに「マール・ド・ブルゴーニュ」を預けたところ、飲み頃の一年後に行ってみると、その大半がなくなっていた。
「マール・ド・ブルゴーニュ」の中でも、そいつはなかなか手に入らぬもので、大枚10000円で購入したものでした。
瓶内熟成で一年と決めていたものだったので、大半がなくなったボトルを見たときは、その店主を絞め殺そうかと思ったほどでありました。
しかたなく、ほぼ一万円で仕入れたと思われる、あるワインのボトルをその場で叩き割ってやりました。
そのときのその男の顔を見せてあげたいほどです。
けれども、わたしの「マール・ド・ブルゴーニュ」は返ってきません。
最低の店だと思い、二度とその店には行っておりません。
やはり、自分自身が信用を置く店にかぎります。
念のためですが、信用するとは、「そいつにだまされてもいいという覚悟」です。
わたしの信用する男は、一人だけです。
女は、…やはり一人だけだな…、幸いなことにその女は女房殿ではない。
ラベル: 日常 考察
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム