生き抜くためには

傍観者であってはならない。

必ず、当事者になっていなければならない。
決断が出来ないからです。
決断のぶれに気づくからです。

傍観者、部外者は、芯がありませんから、決断することができません。
ぶれることさえもありません、芯がないのですから。
いつもふにゃふにゃです。

多くの日本の政治家や東電の幹部のように東大の教授のように。
彼らに芯があるとすれば、それは既得権益を欲すること、もっと直截に書けば金への欲望が彼らの芯です。
だからこそ、あれだけ危険な原子力発電所を作り続け、一方はその建設の認可をし続け、更なる一方は、学術的にその正当性を語ってきたのです。

その結果の人災です。

東電は、福島原発の事故後も原子力発電建設の認可を政府に求めています。
阿呆が！
石原が都知事になれば、東京にも原発が来る可能性は、あります。

わたしに可愛い娘や息子がいれば、エネルギー政策だけに視点をおきます。
まあ、言い過ぎですが、それでいいと思います。

現場を歩いていない総理大臣に何が出来ますか。
瓦礫を実際に見ていない人間に、
死体から発生する腐臭をかがないで、
避難所でけなげに冗談を言いあう家族を見ないで、
そんな男に何が出来ますか。

この場合、当事者になるためには、現場を自分の肉体に取り込まなければなりません。
ＳＰなどいらないじゃないですか。
一人で歩けばいいんですよ。

それで殺されようが、どうされようが、いいと思いませんか、菅さん。

東電の幹部は無理でしょう。
かなり高い蓋然性で殺されるから。
でなかったら、こんなに東電に対する怒りが、現実の事件としてぶつけられていないでしょう。

東電は、クソだと総称して言い放ってもいいと思うくらいです。
気概ある東電社員なら内部告発をすればいい、ひどいことが行われていたはずです。
今も行っているはずです。

それが、この日本です。