2011年6月28日火曜日

棋聖戦第2局

先日、羽生対深浦の棋聖戦第2局の熱戦があったのですが、(千日手、指し直し局が200手を超えるというすごいのが)これの解説をニコニコ動画でやっておりました。

解説は、屋敷伸之九段。
聞き手が竹部さゆり女流三段。

この掛け合いがとても愉快だった。
まずもって、屋敷九段のいい加減さが際立った。
ときとして、竹部さんが解説者になり、屋敷が聞き手になる。

また、竹部さんの軽みもとても好感がもてた。
実は、わたしは、この竹部さんの奨励会時代を千駄ヶ谷の将棋会館で目撃しており、そのときは、丸坊主で木村さゆりと言っていたが、男の子かと思っていました。

今回のニコニコの動画で接する竹部さんは、落ち着いていて軽やかで、わたしが若ければ、是非ともそばにいてほしい女性になっておりました。
すでに30歳を越えてはいるのですが、あのものにこだわらぬ言動と控えめは、まったくもって惚れ惚れとしてしまうものでありました。

それは、多分に屋敷さんの拘泥のなさが引き出したものかもしれませんが、(この屋敷もいい男なのです)まったくもって、久しぶりにうっとりする人間関係を堪能したのでありました。

そこには、これが正しいという自己主張はまったくなく、いい加減さがそよ吹いていて、出来ればわたしにもその風を分けてほしいと思うのでした。

NHK将棋トーナメントも聞き手に竹部さんを抜擢しなさい。
そして、出来得れば、解説にたびたび屋敷さんを呼ぶように。

他のニュースは、あまり流さんでもいいから。

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