2011年7月14日木曜日

食品の放射能汚染の基準値

食品基準値は、いい加減なもので、ご存知のように科学的根拠はない。
おそらく、それはきわめて政治的なもので、チェルノブイリの基準値より福島の基準値が低いのを比較考量してみてもなるほどかなり政治的だなとわかる。

チェルノブイリより福島の基準値が随分ゆるいのは、チェルノブイリの基準でいけば、福島の農業が崩壊するからだと思われます。
ご存知のように被爆はその量に関係なく、少量であったとしても悪影響を及ぼします。
よく、科学者然とした連中がこの程度の汚染は大丈夫で、何の悪影響もないようなことを言っているのは、どのような悪影響を及ぼすかわかっていないことをタテにした悪辣な発言で、悪影響がでることだけは科学的に知られています。

だからこそ、福島産野菜を給食に使うような愚は犯さないでいただきたい。
子どもたちの被爆、未来の子どもたちへの被爆は決してさせないことだけは、守らなければならないわれわれの責務です。

放射能汚染が、福島の原発事故とともに消失するように漠然と考えておられる方もいらっしゃるだろうが、もはや海や大地はもとのきれいな状態にはここしばらくは戻りません。
それが、3・11以後のこの日本です。

南相馬の牛のことにマスコミはぎゃあぎゃあ騒いでいますが、あの基準値自体もそれほど厳しいものではない。
もっとも、こういう事実をマスコミが騒ぎ出せば、福島の農業は崩壊することになります。

福島がたいしたことがないと思う人は福島産野菜を食べればいいし、南相馬の牛も食べていけばいい。
けれどもそれを子どもたちに食べさすことはまかりなりません。

とにかく、東電の社員食堂は福島産の野菜、肉を大いに食べていただきたい。
あなたたちの起こした事故です。
政府の諸君も率先して食べてほしい。

あなたたちの主張する安全基準です。

これなら食べられますなどと、いちいちひと様の人生に介入してくるのではない。
わたしたちはわたしたちで考えています。

大丈夫だというのなら、君たちが、ガバガバ食えばいいのです。
人を巻き込むなよ、君たちの薄ら寒い発想に…

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