2011年8月1日月曜日

セミの声

いま、セミの鳴き声がしたように思います。

ほんとうに今年はセミが鳴きませんね。
天変地異との関連を軽はずみに論じないほうがいいでしょうね。

およそ、この日本には「無常」という考えがあって、それがひとつの文化の核になっているようですが、それはあくまでも静かな自然の成り行きの中でのことで、荒々しい手で地球を引っ掻き回して元通りにならないだろうでは決してないのです。

無常観がこの震災の被災者を支える何ものかであるのなら、そいつはどういっていいのかわからないです。
生きていっていいのやら、悪いのやら、孤独の身にはなかなかにきびしい日本の風情です。

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