2012年1月10日火曜日

居場所

生きていくうえで最も重要なものは居場所ではなかろうか。
確かに金は、居場所を創出させるようにも考えられるが、どこまでそれが確かなものか。

人は居場所を喪失させられるとき、もっとも大きな危機意識に陥る。
そして、このことをはっきりとわからず人から居場所を奪う行為はこの世に氾濫している。
たとえば「いじめ」がそうだが、「いじめ」は、いじめる側の居場所を強固にするものだから、いじめる側にはなんの痛みもない。

ついでに言えば、福島という居場所を奪った東電と政府の対応の中にそれほど大きな反省はない。
けれども居場所を奪われた福島の人々の苦悩は想像に難くない

居場所を確保しておくというのが、処世の第一だろうが、それだけでは面白くないということがあって、ことは厄介になっていく。

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