2012年2月4日土曜日

落語と小説

とくに短編小説には落語とその文体に密接な関係があり、そういう意味で志ん生の「文七元結」の導入部などの絶品さに追いつく小説はなかなかにない。
それは話芸と書き言葉の差と言えば言えるけれども、そう単純でもない。

でなければ、落語家がこれほど小説家に影響を与えるはずもない。

そう思って五代目志ん生の「文七元結」の入りを聞くとうならされる。
ようやっとのことでございます。

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