Goblin Market
恒川光一郎の「夜市」がどこに出しても恥ずかしくない名作であることは疑うことのできない事実だが、ときとしてそれと比較される「Goblin Market」が私には理解できない。「Goblin Market」あるいは「小鬼の市」はChristina Rossetti の物語詩という形式の小品で魔法物語詩として名高い。同時に作者も<ラファエル前派>の創立者ダンテ・ゲイブリエル・ロゼッティの妹でありメアリー・シェリー、「フランケンシュタイン」の子孫としてもつとに有名である。 しかし、まわりの肩書きがいくらわかっても本編になんとも感動しないのだから、哀しい限りである。荒俣氏の訳で読んだのだから、訳者の問題ではない。 この詩の魅力のヒントをどなたかくれないだろうか? ぜひともお願いしたい。
ラベル: 作品
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