2010年6月2日水曜日

小沢一郎の表情

今朝のワイドショーでは鳩山総理との話し合いの後、退席する小沢さんの表情を問題にしていたが、なんとも幼稚であった。
あの表情は二つの解釈をしなければいけない。

小沢一郎のことである。
自分がどのような表情をすればマスコミはどう捉えるか承知の上のことである。
だから、あの表情は、小沢さんが演技の上のものか、演技をしようにもできずついつい出てしまったものかを場合わけで考えなければならない。

ついつい出てしまったものならワイドショーの分析はほぼ当たっている。
もしそうでなかったら(この可能性はきわめて高い)、別の解釈を考えねばならない。

マスコミの諸君は、まったくわかっていないようだ。
それとも、わたしの分析では視聴率が取れないと考えたからだろうか。
そうだとしたら、マスコミもしたたかだ。

実のところは判断できないが、ちょっと見たところでは、幼稚な分析だった。
人は、わざと怒って見せたり、渋い顔を作って見せたりする。

あなたがしないからといって、誰もがしないとは限らないのである。
事実、わたしのような小者でも、腹も立っていないときに腹が立ったようにしてみせることもある。
有能な青年に本意ない迷惑をかけてしまうことがあるので、心苦しいのだが…。

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