2010年7月7日水曜日

多面体なる人

たとえばある人がいてさ、その人に接するA,B,C,D,E,F,…がいるとするでしょう。
そうすると、ある人はA,B,C,D…(=見る人)の数だけ、A',B',C',D',…と存在するわけなんだよね。
見る人ごとに、ある人は違って見えてるよ、って言っているんですけど、おかしくないよね。

でさ、普通、人って接する相手によって違うから上のA',B,'C,'D',…ってかなり違うんだよね。
人間の不思議だけど、自分の知っている相手って自分に接するときにのみ出現する特別なその人なんだよね。
けど、その相手を自分に対してのみ現れる特別なその人にもかかわらず、この人はこういう人なんだ、なんて、その人のすべてをわかった気になってしまうよね。

わたしから見れば、かなりおかしいけど、わたしだって気をつけていないとすぐに目の前の人がその人だと思ってしまうわけだから、強く意識していないと自分の前にいるその人がその人のすべてだと思ってしまうんだよね。。
だって、わたしは目の前のあなたとつき合えばいいんだし、ほかの人と接する時、あなたがどのように変身しようと関係ないもんね。

でもさ、わたしって特殊なことにこだわる人間で、あなたがほかの人と接するときにいやな人間に変身してしまうのなら、もうあなたがイヤになってしまうんだよね。

その意味では,仙台に行く女はわたしにもきついけど他の誰にでも滅茶苦茶きついから全然OKなわけ。
武蔵美もわたしにもお嬢さんで,他の人にもお嬢さんで問題なし。
カミさんは変わるけど、彼女は会社の下の子たちに絶大なる人気があるから、変な変わり方ではないと思っている。

で,問題は赤ちゃんなんだけど、この赤ちゃん、変な変わり方するんだよ。
となれば、最低だよな、とわたしは思う。
この赤ちゃんだけでなく、そういう変わり方をする人はみんな最低だと思う。
わたしはそう思ってしまうタイプなんですよ。
あの…「赤ちゃん」って比喩ですよ(笑い)

そして、わたしは弱い立場の人にはやさしくなるタイプなんですよ。
知らないでしょうけど、仙台に行く女なんて最底辺で生きている女だからね。
いわば、差別を受けている女なんだから。

でも、いいんですよ、あの娘はけなげだし、可愛いから。
だから、最近大切にしている娘のことでありえない文句を言われても「ゴメンね」って言えるんですよ。
彼女も後輩にやさしいよね、目いっぱい。
被差別者特有のものなのかな…

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