2011年3月28日月曜日

3県で仮設住宅5万3千戸に 二次避難の意向調査へ

人が家を捨てるということに、どういう意味があるか、わかりますか?
そのことも考えてくださいね。

もちろん、仮設住宅の建設は重要なことなんですけれど、
それだけではないことを政府には、政府の誰かには、知っておいてほしいな。

わたしには、何も出来ない…

たぶん、わたしの家を誰かのために開放するだけです。


 大きな地震と津波の被害に遭い、学校などの避難所で暮らしている被災者を受け入れる仮設住宅の建設は28日、宮城県でも始まり、既に着工している岩手、福島を含めた3県で仮設住宅整備が本格化した。最終的に約5万3千戸が完成する見通し。

 宮城県は28日、仮設住宅が整備されるまでの被災者の県外二次避難を進めるため、世帯別に意向調査を始めることを決め、29日から石巻市の避難所約160カ所で実施する。ほかの自治体でも順次開始する予定で、4月上旬までに集計し、同月末にも県外避難を実現させたいとしている。

 人口の半分を超える9千人以上が避難所生活を送る宮城県南三陸町は、集団避難に関する住民調査を26日から実施し、28日いったん調査用紙を回収した。住み慣れた地域を離れることを不安視する回答もあったとみられ、曲折が予想される。

 宮城県の仮設住宅建設は28日に12市町で始まり、村井嘉浩知事は「最終的には3万戸近くになる」と述べた。同県の全避難者が仮設住宅に入るまでには1年以上かかる見通し。

 岩手県は沿岸部11市町村に少なくとも約8800戸を建てる予定。陸前高田市では既に入居者を募っており、4月上旬に順次入居する見込み。福島県は7月末までに全1万4千戸を建設し、早ければ4月末からの入居が可能になる。

 警察庁によると、3県で避難生活を送っているのは28日時点で15万人超。発生から半月以上たち、厳しい避難生活で体調を崩す人が増えている。

 南三陸町の調査では、対象となる約3700世帯のうち、これまでに約千世帯が回答。設問は5項目で(1)集団避難を望むか否か(2)県内外4市3町の23カ所から選ぶ希望先(3)避難を望まない場合の居住先―など。町は集計が済み次第、結果を発表するとした。

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