2011年4月13日水曜日

数字は常に恣意的である可能性があります

ロシア専門家は、引き上げに「行き過ぎ」「レベル4にも届かない」批判
2011.4.13 07:02

 日本政府が12日、福島第1原発事故の深刻度を国際評価尺度で
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故並みの「レベル7」に引き上げたことに対し、
ロシアの専門家らからは「行き過ぎ」などと疑問の声が上がった。タス通信が伝えた。

 国営原子力企業ロスアトムのノビコフ報道官は「当初の評価(レベル4)は
低すぎたが、今度は振り子が逆に振れ、高すぎる」と指摘。
事故発生時に深刻な健康被害が出ていないことなどを理由に、
レベル5より高くはないとした上で、レベル評価を含む政府の対応を
これ以上非難されないための政治的判断との考えを示した。

 ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所の
アルチュニャン副所長は、福島の事故で住民が浴びている放射線量は、
日常生活で自然環境から受ける量の10分の1程度であり
「健康への影響から判断すればレベル4にも届かない」と述べた。

(共同通信)

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