2011年4月12日火曜日

とにかく、戦時下で空襲を受けているとお考えください

鉾田で6弱の余震 「またか」緊張走る 茨城
2011.4.12 01:57


 東日本大震災から1カ月を迎えた11日に襲った大きな余震に県内各地で「またか」と不安と緊張が走った。鉾田市で震度6弱、北茨城市など県北で震度5強を観測し、その後も断続的に大きな揺れが続いた。

 県消防防災課によると、同日午後7時現在、龍ケ崎、北茨城、坂東、牛久、つくばの5市で6人が負傷。JRは一時、全線で運行を見合わせ、古河市で695戸、高萩市で337戸が停電したという。一方、東海第2発電所は異常がなかった。

 このほか、震度5強を観測した日立市では複数のけが人が出たとの情報があり、同市消防本部が確認を急いでいる。震度5弱の那珂市では食事中だった女性(65)が、のどに物が詰まって自宅で倒れ、救急隊に搬送された。海野徹市長は、産経新聞の電話取材に対し「幹線道路など特に異常の報告は入っていない」と話した。

 大洗町では津波警報が出たため3月11日と同様、防災無線で避難を呼びかけ消防車を出動させた。警報は午後6時すぎに解除。

 つくばエクスプレス(TX)は一時全線で運行を見合わせ、つくば市吾妻のつくば駅では改札口と地上やホームを結ぶエレベーターが停止した。同市竹園のレンタルビデオ店ではDVDやCDなどが一部落下し、この日の営業を打ち切った。20代の女性店員は「3月11日の地震ほどではなかったが、大きな揺れで恐かった。余震はいつまで続くんでしょうか」と不安そうな表情で話した。

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