2011年8月23日火曜日

風下50kmくらいまでは元の生活に戻れまい

福島原発事故のもともとわかっていたことが、いま露になりつつある。
福島原発の近辺の、ある範囲の人々はもう帰れない。
コレは、事実であり、そこで仲間関係を作っていた人々の世界は壊れる。
そのことはいかに批判されようともしっかりと伝えなければならないことだろう。

原発は一時期その周辺の人々の懐を潤沢にし、そして、いま、生活を破壊している。
おそらく目に見えない放射性物質で破壊されてしまった地域は広大なもので、その補償をこの国がまかなえるかどうかの判断はわたしには難しい。
ただ、マスコミのニュースバリューはひたすら逓減し続けるこの福島の問題は人々との頭のなかから消えていくであろう。
それとは関係なく、この汚染はこれからも広がり人間の人生レベルで考えれば一生消えることはない。

残念ながらこの国でそういった原発事故の問題が長く報道されることを期待することは難しい。
記憶からは消え、事実だけが残る。

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