2008年8月8日金曜日

水産白書

2008年度の「水産白書」が出版されたが、燃油問題等の言及はともかく、魚離れの統計には多少ならず驚いた。
すでに始まっていたか、イカ、アジ、サバをはじめ、日本人が魚を食べなくなってきたという現象が。

この魚はすし屋や高級料亭の魚ではない。
生活食として家庭で食べられる魚の量が減っているのだ。

燃油の問題もさることながら、消費量の減少は決定的だ。

はや、水産業にとって致命的な時代に突入を始めたということだ。

「地産地消」に、なにか解決策がないのだろうか。
「地消」ならば、地方の活性化につながる。
多少高い魚であっても。

しかし、問題はさらにつめなければならないだろう。

大事なことはすでに水産物の消費が減少し始めてきている時代に突入したということだ。
このことは、思っているより大きなことだ。

最終的に、われわれは何を食べて生きていくのだろうか。

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