2008年10月27日月曜日

美しき女がその美しさを認識したとき…

美しい女がその美しさを認識しているとは限らない。
美しくもない女が美しいと自分を認識しているケースもある。
着飾り具合を見ていればそれはわかるだろう。

美しき女性が無防備に自分の美しさをさらしている姿は、ときには際立ってけなげだ。
そういう人をわたしは知っている。
そしてその女性を好もしくも思っている。

けれども美しき女がその美しさを知らないでいることは、その人にとってはどうなのだろう。
わたしには好もしく思えるのだが、現代においては、ミスかもしれない。


けれども、美しき人よ。

あちらこちらにのさばり歩く、美しくもない女たちを睥睨するかのように貴方は貴方のようであり、気高くけなげであり続けてほしい。

それが名もなきわたしの願望なのだ。

ラベル: