2009年5月12日火曜日

小沢一郎が代表をやめたね

小沢一郎の問題にはいつも官僚たちとの戦いが潜んでいて、小沢を語るときは小沢が官僚と戦える状況であるのかどうかが第一の問題だ。

だからいま騒いでいるように民主党の代表が次は誰になるのかではなくて、小沢はこれで官僚に対して戦いが挑めなくなったかどうかが主要なんだが、いつものようにマスコミはこのことをあまり話題にしないね。

最近、また「国立メディア芸術総合センター(仮称)」などの箱ものを作る話が出てきているが、ご存知のようにこれも官僚主導だ。
この官僚主導をやめさせようとしているのが、小沢一郎で(彼がどのような人であるかは別にして)、その小沢を嫌がっているのが官僚だ。

今回の小沢の代表降りはその戦いの一環で、選挙云々がメインではない。
なぜなら選挙で民主党が勝つこともこの戦いの一環にすぎないからだ。

民主対自民ではなく、小沢対官僚だ。
とにかく官僚をどうにかしなければ、この国の二極化は進み、さらにひどい状態を見ることになる。

そういう流れの中で今回の小沢の代表辞任は見たほうがいい。

そうわたしは思うんだけどね。

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