2009年5月11日月曜日

本から得た知識など…

今回死にかけてみて、また再び深く思うのだが、本から得た知識など、たかが知れている。

UNLEARN という作業が欠けているからだ。

もちろんUNLEARNしてしまえば学校で得た知識も立派なものだ。
問題はいつでもUNLEARNに潜んでいる。

もちろんUNLEARNの元となるものが体験からなりたったものでもいい。
要するに一度得たものをそのままほっておくかもう一度出合いなおすかということだ。

体験を何度したところでもう一度そのことに出合わなければ何ともならない。
たとえばオレのように、同じ間違いを何度でも繰り返す。

それでもだ。
体験はしないよりしたほうがいい。
UNLEARNの要素が内包されている。

逆に本から得た知識などその程度のもので、そいつをひねくり返してしゃべっている人間を評論家と呼び、バカにしてもバチは当たるまい。

そんなところに何も転がってはいない。

なにかが転がっているのであれば、どぶ川もまた風情はある。
階段から転がり落ちてもさ。

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