2010年5月6日木曜日

音楽を聴く

商売柄、音楽を聴くことが多くなったが、聴くたびに思い知らされるのは、音楽のもつ媒体としての力強さだ。
媒体としての力強さというのは、受信者に届く衝撃具合を言っているのだが、音楽のそれは直接的でぶれるところがない。
こう書ききるときに頭の中を横切るのは文字媒体の頼りなさげな風情です。

文字媒体で人に何かを知らせるというのは至難の技だと思います。
念のために書いておけば、書は文字媒体であるかのように見えて文字媒体ではありません。
それでは…
その後の説明は、このところよく登場する伊藤雲峰先生にお任せしましょう。

ところで、音楽や芝居や映画に対抗する術として文字媒体は何を用意しているのでしょうか。

これは、大きな問題ですね。
昨今の出版不況も関わってくるかもしれませんね。

まあ、そういうことをちらりと考えながら、音楽を聴いているわけですよ。
いまは、ギター音楽です。
それは、仕事とは…、いやいや関係してくるのです。
あたかも平行と思われた半直線がはるかかなたで交わるように。

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