2011年1月2日日曜日

「武士道エイティーン」最終章直前

「武士道エイティーン」と方向性との絡みで書き残したことがひとつありました。

本作は十三章からなりますが、その最終章前、第十二章「シュハリ!」。
「シュハリ」とは「守破離」と書く。
武士道の範疇の言葉だが、わたしの言葉で言えば方向性を睨みすえた言葉。
こういう章タイトルが出てくるところが泣かせるんですよ、この小説たちは。

「守破離」

この言葉を書き忘れたなと思って気になっていました。
ここに付け加えておきます。

内容は深いですぞ。

でも小説の中での誉田さんの説明、いい感じだと思います。
少なくともわたしはしみじみ教えられました。

そうか、自分の方向というのはそのように守っていくものなのかと。
いい小説ですぞ。

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