2007年7月29日日曜日

未開の女


昨夜は、N君の送別会があるので、行かなくてもいい近場の店へふらふらと出かけてしまった。

そこで、出会ったのが、なつかしき件の女である。

行ってしまえば、フィリピン南部ビサヤの辺りにいる美人の一典型である顔を持った女なのだが、この女が、すこぶるがさつで魅力的だった。
距離は、2mを越えて近づくと不快になるが、それまで…たぶんちょうど2mくらいだとたまらない雰囲気が迫ってくる。
しかし、このことは、当の女にも周りの男にもいまだ気づかれてはいない。
そのようにして、女は一生を送ることになるのだろう。

ともかく、ANY WAY…こんな戯言を書かせるほどの魅力を持った女であった。
さらに付け加えておけば、前述の美人の典型には南洋の土人の要素が入っており、それは、唇の厚ぼったさが象徴する。
その唇は決してセクシーではなく、もちろんコケティッシュでもないのだが、人をひきよせる力があり、あの川端が描いた美しい比喩、「ひる」を使いたいような感じもあるのであった。

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