2008年10月12日日曜日

蟹工船

「蟹工船」が売れている。

あの場合は本当の敵ではないのだが、浅川という監督がいてそいつを虐げられし連中が、何とかするという対立構造がある。

いまは仮想にしてもそういうダイレクトな敵がおらず、暴れようにも暴れられず、静かな反逆を夢見るしかないようです。
しかし、何度繰り返してみてもワーキングプアと過疎の農村とのネットワークを現実化することが時代の幕開けのように思えてならないのです。(力足らずで、論を詳しくは展開できないのが残念です)

テレビでは相変わらず金融不況の影響を語っていますが、それが重要だとしても画期的な意見ではなく、直接間接にマネーゲームで肥えぶとった連中の金は引き出すことは難しいでしょう。
それは権力の行使という問題も含むからですが、彼らが権力に近い人種であるということもあるのでしょう。

マスコミから少し離れていたい気分です。

日向ぼっこでもしたい気分です。
時が過ぎ行くまで、渋茶でも呑みながら…、ひとを包む相手とともに

ラベル: