2009年1月31日土曜日

失業者が動き出す

小さな動きだが失業者が農業へ林業へと動き始めている。
うれしい動きであるし、それがこの国におけるひとつの大きな選択だと思う。

自動車産業にしろ家電産業にしろ多くの赤字の発表と同時に首切りを行うそうだが、失業者たちはまだまだ出てくる。
今はあまり問題にされていないが、大きな問題として在庫の問題を彼らの会社は持っているのだ。
彼らの商品(=奢侈品)が再び以前と同じように売れ始めることはないだろうし、たとえ売れ始めたとしてもそれはまず在庫からで工場が再稼動するには長い道のりがあ  る。

だから、産業構造の再編成を考えるべきなのだ。
そういう動きが少しずつでも出てきたことはうれしい。

後は国が失業者を思い切り助けることだ。
この国にはしっかりしたシステムがないのだから海外以上に大きな問題になる可能性はある。
スイスに行っている麻生首相はわかっているのだろうか。

わかっていないだろうな。

農業、林業、漁業への労働力の流れはうれしいが、これらの産業が軌道に乗る道は長いし、大変な仕事でもある。
それは介護産業でも同じことで、…どうだろう、日本の金持ちはもう少し自分の金をぶちまけたら。

ブラピ夫妻はあんなに寄付をしているではないか。

それに海外からの労働者の保障問題もある。
捨ておいていいことでもあるまい。

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